動物学的に見た猫

動物学的に見た猫

猫、――つまり、現在、日本でペットとして親しまれている飼い猫の学名は、動物学的に見ると、ネコ科の「イエネコ」となります。


 猫は、他のネコ科の動物に比べて小型ではありますが、動物学的には、ライオンやヒョウ、チーター、ジャガー、ピューマなどの大型の猛獣と同じ科に属している仲間なのです。


 ネコ科の動物は肉食で、獲物までの距離を正確に測ることのできる視力、明るさの変化に素早く適応する瞳孔、鋭く指向性の高い聴覚、すぐれた嗅覚――など、狩りに適したさまざまな能力を備えていることが動物学的にわかっています。


 ペットの飼い猫も例外ではなく、かわいく穏やかに見えますが、動物学上は、そのようなネコ科の習性を持っている生き物なのです。


 こういう動物学の豆知識を知ると、飼い猫が、夜中にドタバタと暴れ回ったり、ネズミを捕るのが上手だったりする理由が、なんとなくわかってくるのではないでしょうか。