自動車で出かけるときは

<自動車に慣らすトレーニング>

自動車に乗せる練習は、猫に車は自分が安心していられる場所と理解させることから始めます。最初は、猫と一緒に自動車に乗ります。 はじめは嫌がるのを無理に押し込むのは禁物です。車内ではやさしく声をかけながら体を撫でてあげながら、落ち着いていられたら、 ほめてごほうび(またたびなど)をあげます。

車内にいる時間をはじめは5分から、次に10分と徐々に伸ばしていき、車内の雰囲気に慣らします。だんだん慣れてきたら、 エンジンをかけて、5分程度のドライブから始め、徐々に時間と距離を伸ばしていくのがよいでしょう。

 

 <自動車酔いの対策>

猫は犬よりも車酔いは少ないようですが、中には、繰り返し練習をしても、どうしても酔ってしまう猫もいるようです。 口を開けてしきりにあくびをしたり、よだれを流したり、そわそわと落ち着きなく動いたり、心細げに鳴いたりするのが車酔いの兆候です。 酔いやすい猫の場合は、車に乗る6時間くらい前には食事を済ませておき、その後絶食するのがよいです。また、 ペット用の酔い止め薬を動物病院で処方してもらってもよいでしょう。

 走行中には窓を少し開けて自然の風を入れて、車内の空気が流れるようにします。自動車に酔っているときは、 愛猫も心細くなっているので、優しく常に声をかけてあげましょう。酔って吐いてしまっても絶対に叱らないでください。

 

 <走行中の注意点>

自動車の車内で愛猫を自由にさせると、アクセルやブレーキの下に潜り込んだり、中で動き回ったりして、 運転に集中できずに事故を招く恐れがあります。それに、急ハンドルや急ブレーキなどで愛猫が体をぶつけることもあり非常に危険なことです。 車内では、基本的に猫はキャリーバッグに入れて、後部座席など安定する場所に置きます。

キャリーバッグに入らなくてもおとなしくしていられる猫でも、助手席よりも後部座席のほうが安全です。また、 ドアロックはしっかり閉め、窓を開けるときも猫の顔が出ない程度にして、脱走や転落防止を心がけてるようにしてください。

 

 <長距離ドライブの注意点>

移動が長距離になるときは、1〜2時間おきにこまめに休憩をとり、気分転換をはかりましょう。緊張や不安を抱えている猫は、 思わぬ行動をとることがありますので、キャリーバッグから出すときは、猫が逃げださないように、ドアや窓を完全に閉めておきます。 休憩の際には愛猫に声をかけたり、水を飲ませたりしてあげて、様子をしっかり観察するようにしてください。また、 真夏に愛猫だけを車内に残すのは、熱中症を起こす危険があるので、絶対にやめるようにしてください。

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※引越しや帰省、旅行などで、 猫と暮らしていると一緒に外出する機会が少なからずあります。完全に室内で飼っている猫は、 猫の縄張りを離れて見知らぬ場所へ外出することは、大きな不安と緊張を感じています。慣れていないと、特に最初のころはストレスが高まり、 パニックを起こすことがあります。愛猫をお出かけ好きにするためには、子猫の頃から慣らしておくことが大切です。 子猫の社会化期に車などの乗り物に乗ったり、外出したりする経験をしていれば、外出への抵抗感も多少は薄れて、 乗り物に酔うことも少なくなるようです。基本的にはペット用のキャリーバッグに入れて移動することになりますから、 日ごろからキャリーバッグの中でおとなしくできるように猫をしつけておくとよいでしょう。


は言葉を話せないため、の病気の進行が知らないうちに進んでしまいがちです。
普段からのの健康チェックが大切です。
外見からの健康状態を見る方法で、何か普段と違ったら早めに動物病院獣医師に相談しましょう。